2015-11-30 22:05
先人へ学ぶこと
こちらのピアノ、ジルバーマンピアノと云います。
武久源造さんという方の演奏で初めて見て、音を聴かせていただきましたが、とーっても味わい深い音色なのです。
このピアノは歴史が古く、バッハなど中世から現代まで引き継がれている楽器とのこと。なんと2・3年くらいしかもたないそうです。そして、繊細な楽器なのでちょっとした湿気や温度でも音色が狂うのでチューニングは必須。
演者自らが演奏の合間にドライバーでチューニングをしていました。ちなみにドライバーはピアノの上に常備(>3<)
トークをしながら、調律しまた音の世界へ・・・
一曲一曲の音色をしみじみ聴き、音楽と向き合い続けた先人へ思いを馳せる。
このピアノから音楽と向き合う為の「大切な心」をまた教えていただいた気がします。